防災会全体の活動概要と
安否確認訓練など各種訓練の内容について
防災会ごとに定例会で活動計画を立て、実施、振り返り、報告をしています。
連携の欠かせない関町南北町会エリアの各自主防災組織(大型集合住宅の管理組合等が組織するものも含む)をつなぐため発足した関町防災ネットワーク(連絡担当は関町南北町会)を通じた活動も、その在り方を模索しながら活動を始めています。
この地域全体の防災活動の歴史については、
関町南北町会HPの自主防災組織(外部リンク)をご覧ください
事業活動の内容
防災まち歩き、まちかど消火訓練・安否確認訓練*など各種訓練、防災イベントの開催、知識・技術の普及など。
*各種訓練の詳しい内容は下記をご覧ください。
各防災会の活動内容
定例会議と総会の開催、防災資機材整備、防災活動の啓発・広報、関係機関・施設との連絡調整、役員の知識・技術習得支援(研修参加)など
各種訓練の内容
「まちかど消火訓練」
道路に埋設されている消火栓にスタンドパイプ(右図)を接続して行う消火訓練で、石神井消防署関町出張所の指導で行うものです。
大規模災害時など消防車の到着が見込めない状況下で、器材の場所と使い方さえ知っていれば住民の手で扱うことのできる消火器材です。数名で協力すれば女性でも使えます。
集合住宅向けには、消火器での訓練も計画していく予定です。
町のどこにどのような消火設備があるのか、確認しておくだけでも有意義です。
申し込みは不要です。開催場所近くにお住まいのみなさまは、どうぞ近隣の方にも声をかけ合い、動きやすい服装で消火栓(*)の前にお越しください。
※訓練は1時間程度で終了します。
※開始10分程前より1時間程度、防災会役員が消火栓のある道路の交通整備をさせていただきます。消防車到着後は一時通行できない場合があります。近隣の皆さまにはご不便をおかけしますが、ご理解、ご協力をお願い申し上げます。
*消火栓は、□または○の黄色いフチのあるフタが目印です(写真参照)。
「安否確認訓練」
安否確認は、大規模震災発生直後、防災会役員、民生委員、地区住民のみなさまと協力して、地区内にお住まいのみなさまを一軒一軒見て回り、その後の救助活動につなげるものです。発災直後、自宅とご在宅の方が無事であれば、まず初めに住民自身でできる救助活動と言えます。
訓練には、地区内全戸の確認を行うものと、練馬区に届けてされている災害時要援護者を対象として行うものとがあり、防災会役員や民生委員、住民のみなさまと協力して行います。集まった人でどのように分担して巡回し、どのように情報を集約し、その後の救助活動にどのようにつなぐか、訓練を重ねながら考えていきます。
確認方法は、対象地区のお宅に事前にお知らせしたのち、訓練当日に『無事です』カード(※下記参照)を玄関先に掲示していただき、これを防災会役員や民生委員などが一軒一軒目視確認して回るものです。
(掲示が無くても、訓練では、事前のお知らせなくインターホンを押してお尋ねすることはありません。)
※『無事です』カードは、練馬区から全戸に配布されています。発災直後、速やかに安否確認を行うために、ご在宅の方が無事であった時、玄関のドアノブなどに掲示して無事をお知らせして頂くものです。
訓練の際は、当日、お知らせした時間までにご掲示いただき、巡回者が確認したら郵便受けに投函させていただく予定です。
紛失された場合には、大きめの用紙にマジックペンなどで「無事です」と書いて掲示して頂くか、練馬区にお問い合わせください。
実際の発災直後に行う場合には、巡回者自身とその家族、在宅者の安否を確保した上で、移動の際の危険を避けながら近隣から確認して回ることになりますので、普段の移動とは比較にならない時間がかかると予想されます。
向こう三軒両隣、マンションの同じ階同士、住民のみなさまが可能な範囲で確認し合っていただくことがその後の速やかな救助活動につながります。
同じ地区で安否確認訓練を行う機会は現在のところ数年おきになる見込みです。訓練は1時間程度で終了します。お知らせがあった場合は、カードの掲示のみでも構いませんので、ぜひ訓練にご協力くださいますようお願いいたします。
「防災まち歩き」
「防災まち歩き」とは、2〜5人のグループで、地図を片手に自分たちの住んでいるまちを歩いて、地震や水害などが起きたら危険となると思われる場所やもの、また逆に、災害時に役にたつと思うもの、などを地図上に書き込んでいってそれをまとめ、自分たちの目線で見た「地域の防災マップ」を作ることを言います。
言わば地域の防災対策を策定するための最初のステップと言えます。
多様な視点があることが望ましく、多くのみなさまにご参加いただきたいイベントです。
※地図を見ながら歩きます。地図や筆記用具は防災会で用意していますので、身軽で歩きやすい靴でご参加ください。