~ 令和6年度の活動開始に当たり ~
本年1月1日に発生した能登半島地震は、我が国が地震国であることを改めて思い知らされました。我々の住むここ東京も関東地震から100年が経った今日、首都直下地震の切迫性はますます高まっていると言われます。
関町北二丁目防災会は、平成28年7月に設立されてから、本年で8年目に入ります。設立時は10人程度だった役員も、現在は(災害時)協力員も含めて、8つの班合計で約90人になりました。そして、各班それぞれ、いざ地震となった場合の、初期消火やけが人救助といった応急対応のための訓練を、コロナ禍で一時中断していたものの、ようやく終息した昨年から本格的に再開しています。
本年度の活動としては、通常のスタンドパイプ訓練に加え、昨年から始めた「普通救命講習」を引き続き実施するとともに、東京そなエリアへの見学会や、赤十字による自主防災セミナーなどを計画していますので、皆様の参加をお待ちしています(詳しくは「活動報告」を参照下さい)。
また11月には、例年通り、地震の発生を想定した総合訓練を二丁目地区全体で実施しますが、これまで実施してきた避難行動要支援者の保護と一般世帯への安否確認だけでなく、出火や建物倒壊、けが人の発生などの被害を想定し、それに対応するとともに本部へ通報し報告するという、出来るだけ実際の状況に近づけた訓練に高度化を図ることを計画しています。
この他、10月には関町地区の防災関係団体が一堂に会して実施する「防災体験学習会」というフェスティバルと5町会が主催する「関地区祭」への出展も予定しています。皆様のご協力と積極的な参加をお願い致します。
関町北二丁目防災会役員一同